新規求人数22・2%増/ハローワーク宮古
10月の雇用の動き発表
宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古、天願秀美所長)は30日、同所で宮古地区における10月の雇用の動きを発表した。同所管内の有効求人倍率0・92倍で、前年同月比で0・14ポイント上昇で、3カ月連続の上昇となった。新規求人数は336人で前年同月と比べ22・2%(61人)の増と2カ月連続の増加となった。 これを産業別に見ると最も求人が多かったのが介護士や保育士など医療・福祉で127人(前年同月比56人、78・9%増)となった。次いで観光関連などサービス業が91人(同25人、37・9%増)。就職件数は107件で、前年同月比で5・3%(6件)の減と7カ月連続の減少となった。
天願所長は「2015年10月の宮古の入域観光客数は5万1013人と月単位では3カ月連続の5万人超えとなり、前年同月比で31・9%増と大幅な伸びを示した。観光関連や個人消費は好調な状況で推移しており、同所管内の雇用情勢は今後も堅調に推移していく」との見通しを示した。
10月の新規求職申込件数は270件で、前年同月比で32・4%(66件)と4カ月ぶりに増加した。
月間有効求職者数は1000人で前年同月比で6・7%減となった。月間有効求人数は921人で前年同月比10・4%増となった。