社会・全般
2015年12月3日(木)9:03
麻薬、向精神薬取締違反/宮古島署
容疑で国家公務員を逮捕
宮古島署は2日、国立療養所宮古南静園職員の小宮正照(54)=平良島尻=を、麻薬及び向精神薬取締法違反と医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2月9日ごろ容疑者の自宅に麻薬及び指定薬物の成分を含有する乾燥植物片約20㌘を所持していた疑い。
取り調べていた別件容疑者の供述に基づき、所要の捜査を進め、容疑が固まったとして逮捕した。この容疑者と小宮容疑者は知人関係。
小宮容疑者は逮捕時の取り調べで「当時は吸っていたが、それ以降は吸っていない」と話し、容疑を認めているという。
宮古島署は薬物の入手先など、さらに捜査を進める。
宮古南静園の木本伸彦事務長は「詳細が分からないので、今はコメントのしようがない」と話した。
宮古島署によると、県内では2012年には危険ドラッグなどを扱うハーブ店が24件あったが、14年12月までに全店が閉店している。