海保協会長賞に大嶺君/未来に残そう青い海・図画コン
全国2位 カメや熱帯魚描く
第16回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクールの審査発表がこのほどあり、海上保安協会会長賞(全国2位相当)に上野中2年生の大嶺里王君の作品が選ばれた。表彰式が4日午後、第11管区海上保安本部で行われ、山城博美海上保安協会沖縄地方本部長から大嶺君に表彰状が手渡された。
海上保安庁では、海洋環境保全思想普及活動の一環として、同コンクールを開催しており、全国の小中学生から3万4823点の応募があった。県内からの応募は640点。
県内からは大嶺君の他に第11管区海上保安本部長賞に3人、海上保安協会沖縄地方本部長賞に3人、海上保安友の会沖縄支部会長賞に3人、第11管区保安本部奨励賞に3人の計12人の作品が入賞した。
このうち宮古関係では海上保安協会沖縄地方本部長賞の中学生の部に上野中3年生の垣花拳太郎君、海上保安友の会沖縄支部会長賞の小学生低学年の部に久松小1年生の仲間友美さんの作品が選ばれた。
表彰式後、第11管区海上保安本部の長谷川義明本部長が「海保においても沖縄の美しい海を残す環境業務に力を入れており、皆さんの作品から美しい海を守りたいという気持ちが伝わってくる。大きなカメや魚、マンタが鮮やかに描かれており、作品を見て感動を覚えた。今後も美しい海や自然に関心を持ってほしい」と述べた。
海上保安協会会長賞を受賞した大嶺君は「こんな大きな賞が取れるとは思わなかったのでびっくりした。宮古の美しい海を思い描いて書いた。賞が取れてうれしい」と喜びを語った。