年賀はがきを贈呈/協賛企業36社が全児童へ
「手紙文化の普及を」
手紙文化の普及拡大を図る36の企業が7日、宮古地区の小学生全員分の年賀はがきを市教育委員会(宮國博教育長)に贈った。枚数は8560枚で一人当たり2~3枚の配布になる。企業代表らは、「2016年の夢や希望を年賀状に書き上げて活用していただければ幸い」としている。
宮古島エリア内郵便局の手紙文化普及活動に賛同した36の企業が年賀はがきを購入。はがき下部には手紙文化の普及と個人間通信の振興を積極的に支援するとのメッセージを添えた。
年賀はがきを贈呈するために教育委員会を訪ねたのはTSUTAYA沖縄宮古島店の三井奨也店長ら。三井店長は「スマートフォンの普及などで活字離れが進んでいる。子供たちが少しでも活字の魅力に触れ、活字でなければ伝えられない思いがあることを感じてほしい」と話し、年賀はがきを教育委員会に託した。
宮國教育長は「子供たちの活字離れは教育委員会としても危惧している。書くという行為は教育にとって大事な要素。伝統的な手紙文化を守るためにも協力したい」と関係企業の趣旨に賛同して感謝した。
協賛企業は次の通り。
TSUTAYA沖縄宮古島店▽サンサン宮古島農園▽下地診療所▽フルーツランド宮古島▽久松製麺所▽丸秀▽長崎建設▽島三産業▽Joy SPORTS▽ほりかわ▽大照屋▽NK自動車▽いずみ▽プカラス不動産▽あさひ冷凍食品▽東洋建設コンサルタント▽宮古マルヰ▽パラダイスプラン▽比嘉不動産▽KAZUデンタルクリニック▽サンライズ▽千代田開発▽新里商店▽城辺スポーツ▽しんせいタクシー▽とみや商会▽八千代バス・タクシー▽モンテドール▽下地中央歯科医院▽丸西▽友利かつお加工場▽渡久山製パン▽成宏自動車工業▽美容室サロンドイヴ▽宮古ビル管理▽下地商事