「心にもきれいに咲いたよ」/東小で人権の花開花式
2015年度「人権の花」運動における開花式(主催・宮古島市)が10日、東小学校(下地政昭校長)で行われた。全校児童465人が約2カ月間、人権の花を育てながら、校内だけでなく、自分たちの心にもきれいな花を咲せ続けることを誓った。
児童たちは10月15日に校内にマリーゴールドやサルビアなど4種類の苗を植え付けた。以来、毎日水をかけて大切に育て、満開に咲かせた。
宮國博教育長は「花を育てながら思いやりの心や優しい気持ちを育んだと思う。皆さんの心に咲いた人権の花がいつまでも咲き続けることを願っている」とあいさつし、下地校長に感謝状を贈呈した。
下地校長は「皆さんが10月に植えた花を大切に育ててきたことは友人や周囲の人、そして自分自身を大切に思う気持ちを育てたことにつながったと思う。素晴らしい機会を与えてもらったのでこれからも花を大切に育てていこう」と呼び掛けた。
児童を代表して6年生の根間梨結さんが「友達と声を掛け合いながら大切に育てたことで、きれいな花を咲かせ、友田たち関係を学ぶこともできた。これからも学校にも私たちの心の中にも人権の花を咲かせたい」とあいさつした。
そのほか、式では全員で「世界中の子ども達が」を合唱。この後、宮古島人権擁護委員の関係者らによる人権教室も行われた。