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教育・文化
2015年12月13日(日)9:02

當眞、砂川さんが合格/波平重夫研究所

琉球古典芸コン三線新人賞


第50回琉球古典芸能コンクール三線新人賞部門で新人賞に合格した當眞さん(右)と砂川さん=10日、波平重夫研究所・平良下里(写真提供・同研究所)

第50回琉球古典芸能コンクール三線新人賞部門で新人賞に合格した當眞さん(右)と砂川さん=10日、波平重夫研究所・平良下里(写真提供・同研究所)

 第50回琉球古典芸能コンクール(主催・琉球新報社)で、當眞昇(のり)さん、砂川弘志さん=ともに平良西仲宗根=が、三線新人部門に合格した。新人賞は優秀、最高の各賞へ続く登竜門で、2人を指導した波平重夫さん(琉球古典音楽野村流伝統音楽協会波平重夫研究所代表)は「審査員を目の前にした緊張感の中で、日ごろの稽古の成果を十分に発揮した。次は優秀賞を狙ってほしい」と門下生の快挙をたたえた。同研究所は開設5年目で、三線新人賞合格は3人目。

 三線新人部門のコンクールは、8月8~10日に那覇市天久の琉球新報本社多目的ホールで行われた。

 當眞さんと砂川さんは2度目の挑戦で、課題曲の「伊野波節(ぬふぁぶし)」を三線を演奏して歌った。

 「伊野波節」は恋歌で、指導した波平さんによると、「長い曲で、ゆっくりとしたテンポで歌うことから、演奏するときは一瞬たりとも気が抜けない」と話した。

 表彰式は6日に那覇市内のホテルであり、2人に合格の証しである賞状が授与された。


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