観光ロードマップなど説明/県文化観光スポーツ部
目標達成向け策定
沖縄観光推進ロードマップに関する説明会(主催・県文化観光スポーツ部観光政策課)が16日、市中央公民館で行われた。2021年度の観光収入1兆円、入域観光客数1000万人の目標達成のために策定された。説明会では「沖縄観光の現状と課題」、「沖縄観光推進ロードマップ」の内容について観光関係機関などへの周知を図り、連携して取り組む契機とするために説明が行われた。
「現状と課題」について、県文化観光スポーツ部観光政策課観光文化企画班の山川哲男班長が説明した。
入域客数は2014年度は約717万人、観光収入は5342億円の実績だったことを示した。目標達成のための課題としては▽年間を通して入域観光客の平準化▽ハード・ソフト両面の受入基盤の計画的な整備▽観光客一人当たりの消費額の増加-などを挙げた。
ロードマップを説明した同班の玉元宏一朗主幹はロードマップの必要性について▽目標を達成するための年度ごとの誘客目標を明示し、戦略的に誘客活動をすることが必要▽幅広い関係機関が認識を共有し、連携して各種施策に取り組むことが必要-などの点を挙げた。ロードマップの期間は2015年度から21年度までの7年間。