伊良部大橋開通など13項目/15年市選定重大ニュース
下地敏彦市長は16日、市役所平良庁舎で市選定の2015年重大ニュースと新年の話題を発表した。重大ニュースとしては伊良部大橋開通や市制施行10周年、伊良部大橋でフラダンスギネス記録達成など13項目を挙げた。
下地市長は伊良部大橋開通について「長年の夢が実現した」、肉用牛競り販売実績過去最高の33億2307万円記録については「今後も子牛不足を背景に価格の上昇がしばらく続くと思う」との考えを示した。
スカイマークの宮古路線撤退については再就航への期待を表明。子宮頸がんワクチン副反応疑い接種者への渡航費等助成支援実施では「県内で初めての助成」と先進的な取り組みであることを強調した。市全戦没者追悼式初開催については、遺族会の高齢化などで旧市町村単位での開催が困難となった状況を説明した。
プレミアム商品券販売については「活用されている」と評価。クルーズ船定期入港では「来年はさらに多く入ってくる。対応をしっかりとしなければいけない」と語った。
スポーツ観光交流拠点施設建設工事着工では「雨天時もイベントを行うことができ、観光誘客に大いに役立つ」、サンエー大型出店計画については雇用効果や市への税収増に期待を示した。
市制施行10周年については「盛大に式典を行うことができた」と振り返る。ハワイマウイ郡姉妹都市締結50周年で郡長一行来島では「新たな交流の取り組みを誓い合った」、伊良部大橋でフラダンスギネス世界記録1500人を達成については「宮古の良さを内外へPRする大きな契機となった」と説明。県畜産共進会36年ぶり宮古開催については宮古島の畜産農家が県内の優良牛を目にする良い機会になったとの考えを示した。
新年の話題としては14項目を発表した。