「美ぎ島づくり条例」を制定/多良間村議会12月定例会
14議案を可決し閉会
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)12月定例会は16日、伊良皆光夫村長から提出された、同村美ぎ島づくり条例の制定など計14議案を原案通り可決し閉会した。
可決された美ぎ島づくり条例は、快適な生活環境を確保し、多良間県立自然公園、日本で最も美しい村連合加盟にふさわしい美しい村づくりを推進するため、同村と事業者および村民などが協力して村内の環境美化の促進を図ることを目的に制定した。
具体的には、みだりに空き缶やたばこの吸い殻などを投げ捨ててはならないことや、歩行中(自転車乗車中含む)の喫煙を禁止することなどを示し、違反した場合の「勧告および命令」などを明記した。
同村一般会計歳入歳出予算は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ83万1000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ55億1047万9000円にする。
定住促進住宅建築工事請負契約の締結については、伊良皆村長が施政方針で示したI、Uターン者への住宅建設計画。
建設場所は、嶺間第2団地の敷地内で、鉄筋コンクリート造り平屋の5部屋を建設する。
そのほか可決された主な議案は▽沖縄県消防通信指令施設運営協議会規約の変更について▽同村税条例の一部を改正する条例▽同村職員の再任用に関する条例の制定について▽同村職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について▽同村職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例-など。