スポーツ
2015年12月24日(木)9:05
吉濵(宮工)ミドル級V/県高校ボクシング
大生(宮高)はウエルター級2位
ボクシングの第52回県高校選手権は22日、沖縄水産高校で各級決勝を行い、ミドル級で宮古工業3年の吉濵拓巳が優勝した。宮古高校3年の大生貴哉はウエルター級で2位だった。吉濵は「自分が持っている力を全部出し切れた」と会心の試合を振り返った。
吉濵は、1回戦を判定で勝ち上がると準決勝と決勝はTKO勝ちを収めた。それぞれ得意のクロスカウンターを効果的に使った。
吉濵は「(知念健次)監督に教えてもらったことを全部出し切れた。クロスカウンターをうまく使うことができた」と話した。
祝福のため空港に訪れた関係者に対しては「優勝は皆さんの支えのおかげ。宮古からの声援をありがとうございます」と感謝した。
一方の大生は「勝って優勝できなかったことは残念だけど悔いはない。大学でもボクシングを続ける」と充実した表情だった。
大会には宮工からバンタム級に根間康輔、ミドル級に平良樹が出場したが、いずれも初戦で敗れた。