教育・文化
2015年12月27日(日)9:05
サガリバナを描き新人賞/三井咲子さん
昨年に続き「白亜展」で受賞
市平良下里で美容室を営む三井咲子さんがこのほど、サガリバナを描いた絵で白亜美術協会(事務局・神奈川県)主催の絵画展「第38回白亜展」の新人賞(水庭賞)を受賞した。昨年も同展で優秀賞を受賞しているが、新人賞はそれよりも1ランク上の賞となる。
同展には全国から約1200点の応募があり、その中から20作品程度に賞が贈られる。今回の受賞について三井さんは「昨年は事前に受賞の連絡があったが、今年はなかったので入選していないのだと思って展覧会場へ行ったところ、受賞者の中に自分の名前があったので驚いた」と語った。
三井さんが描くのはアクリル水彩画で、今回受賞した作品「サガリ花」は仕事の合間などに2カ月弱の期間を掛けて描き上げたという。来年の展示会へも出品する予定で「次回は琉球ガラスをテーマに描きたい」と意欲を見せた。
同展覧会は11月7日から同15日まで、東京上野の東京都美術館で開かれ、応募作のうち177作が展示された。