社会・全般
2015年12月29日(火)9:04
海難事故防止の徹底を/宮古島海保
特別警戒と安全指導実施
宮古島海上保安署(山本雅司署長)は28日、年末年始特別警戒に伴う離島航路フェリー安全指導を行った。この日は島尻-大神間を運航する大神海運の「スマヌかりゆす」の浮き輪など安全設備の点検や、船舶検査証などの書類の確認、不審物などの有無を点検した。
年末年始は帰省客や物流が活発化し、県内の旅客船やフェリー等の海上輸送業が繁忙期となる。また、マリンレジャーを楽しむために観光客が多く訪れることなどが見込まれる。
このため、第11管区海上保安本は船舶交通の安全確保、海上における法令順守や海難事故防止について、万全を期すため特別警戒と安全指導を実施する。
この特別警戒と安全指導はゴールデンウイークと年末年始の時期の年2回に集中して実施している。30日には多良間海運のフェリー「たらまゆう」の安全点検等を実施する予定。
重点指導項目は▽事件事故発生時の海上保安署への通報体制の確保、徹底▽不審物、不審者への徹底した警戒▽安全運航の徹底-などを重点指導事項としている。