「楽しい正月を」/歳末たすけあい運動
市社協が義援金伝達
市社会福祉協議会(饒平名建次会長)は28日、同協議会城辺支所ホールで「歳末助け合い運動」義援金の伝達式を行った。饒平名会長から目録を受け取った市民生委員児童委員協議会の砂川栄会長は「該当者に配布して、正月が楽しく迎えられるよう激励してきたい」との思いを述べた。
同義援金は、母子・父子世帯や一人暮らし高齢者、高齢者世帯、障害児(者)や長期療養児(者)、寝たきり高齢者などを抱え生活に困っている要援護世帯がそろって明るい正月が迎えられるように配分される。今回の対象者は312人で一人当たり3000円、総額93万6000円が配分される。
伝達式では饒平名会長が、義援金を該当者へ届ける民生委員児童委員の各地区代表に「一人一人がともに支え合うという皆さんの善意が集まっているので、それをしっかりと届けて、みんなが安心して暮らせる地域づくりに貢献してほしい」と呼び掛け、砂川会長に義援金の目録を手渡した。
砂川会長は「たくさんの市民の皆さんが年末の募金をしてくれていて、その浄財が私たち委員の活動に関わる人たちに配分してもらえることに心から感謝している。該当者にしっかりと配布をして、新しい正月が楽しく迎えられるよう激励してきたい」と語った。