産業・経済
2016年1月6日(水)9:03
今年初の水揚げ/佐良浜
グルクン約2㌧、幸先良いスタート
佐良浜の伝統アギヤー漁で5日、今年に入ってからグルクン(和名タカサゴ)約2㌧の初水揚げがあった。漁師らは満足の表情を見せ、幸先良いスタートを切った。
国吉組(国吉正雄代表)の漁船2隻に8人が分乗し、佐良浜漁港を出港。池間島北方沖の八重干瀬でアギヤー漁を展開した。
水揚げされた大量のグルクンは、島内用と島外用に仕分けされて出荷された。
この日参加した福里英二さん(70)は、アギヤー漁歴50年余。「今年も航海安全と大漁を目標に頑張りたい。消費者に新鮮なグルクンを提供すると喜ぶので、仕事にやりがいがある」と笑顔で語った。