産業・経済
2016年1月8日(金)9:03
今期の粗糖初出荷/宮糖伊良部
1000㌧を海上輸送
昨年12月14日に2015ー16年期サトウキビの操業を始めた宮古製糖伊良部工場(渡久山和男工場長)は6日、生産した粗糖1000㌧を福岡県博多区に向け初出荷した。5日に行われた初荷式には、安村勇社長、渡久山工場長らが陸上・海上の安全輸送と無事故無災害を願った。
初出荷の粗糖は伊良部の長山港に接岸中の「第二十二愛廣丸」(498㌧)に積み込まれ、海上輸送された。
同工場の操業初日の平均糖度は14・33度あり、最高の滑り出しとなった。今期は前期より約3000㌧少ない5万8150㌧を見込む。操業期間は3月末までを予定。
工場から粗糖を積んだ大型トラックは次々と出発し、長山港に到着。トラックから降ろされた粗糖はコンベヤーで運ばれ、船倉に積み込まれた。