「んみゃ~ち美ぎ島へ」/那覇で観光キャンペーン
J・TAP協力会宮古支部
【那覇支社】日本トランスオーシャン航空(JTA)グループのJ・TAP協力会宮古支部(平良勝之支部長)は13日、那覇市のパレットくもじ前広場で、宮古への観光誘客の拡大を図るため、ミス宮古島らと街頭キャンペーンを行った。
同協力会はJTA商事の主催旅行商品「J・TAP」の施設契約会社(ホテルなど)で構成。宮古を含めJTAの航空便が就航する各地に支部が結成されている。
参加者約30人を前に、平良支部長は「宮古の人間らしく笑顔と元気さで頑張って、宮古をアピールしよう」と呼び掛け、参加者全員よるガンバロー三唱で気勢を上げた。
参加者は「んみゃ~ち美ぎ島宮古島」のロゴ文字が入ったのぼりを持ち、買い物客や観光客に宮古観光ツアーのパンフレットやフリーペーパー、雪塩ラスクなどが入った500袋を配布し、宮古島の魅力をPRした。ミス・サンゴの上原さくらさんも「宮古島に遊びに来てください」と大きな声で来島を呼び掛け、笑顔で手渡していた。
浦添市に住む60代の女性は「最近は宮古イコール伊良部大橋と思ったりする。沖縄で一番長い橋と聞いているので、離島に一度も行ったことのない夫を誘って橋を渡ってみたい」と話していた。
JTB・KNT宮古会/合同新年会で誘客促進
JTBとKNT(近畿日本ツーリスト)宮古会は12日夕、県内の旅行社や航空会社の関係者ら約100人を那覇市内のホテルに招いて「合同新年会」を開催し、宮古島へのこれまでの観光客の送客に感謝するとともに、今年の誘客促進に協力を求めた。
JTB宮古会の豊見山健児会長(宮古観光協会長)は「2015年度は伊良部大橋開通や関西直行便再開などで観光入域客も好調に推移し、50万人を超える勢いにある」とした上で、「今後は数だけを増やすのではなく、もう一度行ってみたいと思ってもらえるような『おもてなし』のメニューをつくり、誘客に取り組みたい」と抱負を述べた。
下地敏彦市長は「下地島空港利活用の事業化やコンベンションセンターの完成により、宮古全体がものすごい勢いで新たな展開の時代になる。航空機の大型化や増便、宿泊施設の確保などが求められる。市は観光の質を落とすことのないように道路や観光地などのインフラ整備に一生懸命取り組む」と話した。