宮古で128人が挑戦/センター試験始まる
2016年度の大学入試センター試験が16日、2日間の日程で全国693会場でスタートした。志願者数は前年比4636人(0・8%)増の56万3768人。宮古地区の試験会場となっている宮古高校ではこの日、志願者156人のうち128人(既卒含む)が緊張した面持ちで、午前9時30分からの地理歴史・公民の試験に臨んだ。
会場の同校では雨の中、正門前に受験生の保護者や高校教諭、予備校の講師らが早朝から詰め掛け、試験教室に向かう受験生に「大丈夫、頑張って」「落ち着いて」などと励ましの声を掛けていた。
県内の試験場は、琉球大学法文学部や宮古高校、八重山高校など13会場で、志願者は男性3136人、女性2927人の計6063人。そのうち高校卒業見込み者は4301人、高校卒業者とその他は1762人。
16日の試験科目は、地理歴史・公民、国語、外国語(筆記とリスニング)、17日は理科と数学が行われる。
試験の受験者数や平均点、最高点、最低点、標準偏差などについては20日に中間発表が行われ、2月4日に最終発表を予定している。
今年度のセンター試験に参加する大学・短大数は前年を1大学上回る850大学となり過去最多を更新。内訳は国立大学が82、公立大学が84、私立大学が527、公立短大が15、私立短大が142となっている。