来年は快晴の下で/ワイドーマラソン
表彰式・パーティーで交流
第26回宮古島100㌔ワイドーマラソンの表彰式と交流パーティーが17日、下地体育館で開かれ、各部門の上位入賞者を表彰して栄誉をたたえた。パーティーでは選手とスタッフが豪雨のレースを振り返りながら互いの交流を深めた。
表彰式で、大会長の下地敏彦市長は「よく頑張ってくれた。これだけ荒れた天候の中で完走された皆さんの精神力と体力は本当に素晴らしい」と絶賛。「来年の大会は大丈夫。きっと晴れてくれるはずだ。だからまたこの場所で会おう」などと呼び掛けた。
この後、22㌔、50㌔、100㌔の順に上位入賞選手を表彰。下地大会長や宮國博教育長らが入賞者に賞状と記念品を手渡した。
交流パーティーはアトラクションや抽選会で盛り上がりを見せた。選手たちは乾杯を繰り返しながら宮古島大会を満喫した。
100㌔6位入賞の藤原慎太郎さんは東京都からの参加。宮古島大会は4回目の出場になる。「風と雨がすごかった」と話し、景色を楽しむ余裕もなかったと苦笑いを浮かべた。「完走もあやしかったけどゴールすることができたので思い出にはなった。来年もぜひ出場したい」と語った。
地元宮古島市から出場した加持岳志さんは50㌔の部で3位に入った。「レース中は『一度止まったら寒くて走れなくなる』と思って走り続けた。とにかくゴールまでたどり着こうと気持ちで走った」と厳しいレースを振り返った。