政治・行政 産業・経済
2010年10月27日(水)9:00
漁協へ助成の継続を
國吉県漁連会長ら 市長に協力要請
県漁業協同組合連合会の國吉眞孝会長と県信用漁業共同組合連合会の金城重治会長らは26日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、宮古島漁業協同組合の信漁連借入金にかかる損失補償と利子助成の継続を要請した。
宮古島漁協は2009年度末実績で2億6874万9000円の繰越欠損金を出す厳しい状況で、信漁連に対する借入金返済の最終期限である11年2月に返済することは難しい状況にある。同漁協を支援している県漁連の國吉会長は、借入金にかかる損失補償と利子助成の継続を求める要請書を下地市長に手渡した。
下地市長は「改善計画を着実に実施することを条件に考えさせてほしい」と、財務改善に対するさらなる努力を求めた。