宮古路線「力入れる」/ANA常務らが副市長を表敬
全日本空輸(ANA)の志岐隆史常務らが1日、市役所平良庁舎を訪れ、長濱政治副市長を表敬訪問した。羽田-宮古の新規開設や関西-宮古の通年運航に触れ、「さらに力を入れていきたい」と話し、宮古関係路線の拡充に意欲を示した。
この日の表敬には、ANA沖縄支店販売部長で宮古支店の香取尚支店長、同社マーケティング室ネットワーク部の兵頭素子担当課長も同席。市側は長濱副市長や奥原一秀観光商工局長らが応対した。
冒頭、長濱副市長は東京直行便の開設や関西直行便の通年運航に感謝。「(3月27日からの運航が)今から待ち遠しい」と述べた。
これに志岐常務は「われわれとしても力を入れていきたい。離島は強い」などと話し、沖縄の離島で高まる需要を強調した。
また、長濱副市長は「宮古では新しいホテル建設も進んでいる。直行便が飛ぶことでさらに多くの観光客が島に訪れる」と期待感を示した。志岐常務は「(飛行機の)サイズを早めに大きめにしたい」と需要増に対応する方針を示した。
ANAは3月27日から羽田-宮古を開設。1日1往復2便を飛ばす。昨夏に期間運航させた関西-宮古も通年運航となる。いずれも使用機材はボーイング737-800型機を予定。