募金活動で社会貢献/砂川中学校
ユニセフから感謝状届く
募金活動で社会貢献を続ける砂川中学校(砂川勝昭校長)にこのほど、ユニセフから感謝状が届いた。同校の生徒は昨年、街頭活動などで27万6000円もの募金を集めた。この募金をユニセフと心臓移植が必要な翁長希羽(のあ)ちゃんを救う会に寄付。これらの活動が高く評価された。
同校の募金活動は毎年行われている。例年は街頭募金活動のみだが、昨年は各家庭での募金や空き瓶回収も実施。この活動に地域住民の多くが賛同し、多額の寄付を寄せている。
募金の内訳は▽空き瓶回収6万9745円▽地域の寄付5万3905円▽生徒の募金4万7850円▽街頭募金活動10万4874円-。合計27万6374円を二等分してユニセフと希羽ちゃんを救う会に送った。
2日午後に報告会を開いた生徒会前会長の砂川遼太朗君は「複数の活動は大変だと思ったけど、役員と協力し合ってやり遂げることができた。僕たちの活動に協力してくれた地域の皆さんや市民のおかげです」と感謝を込めて話した。
同校は、今も年賀状の書き損じハガキを回収する活動を行っている。生徒会の砂川俊作会長は「僕たちが集めたハガキで、少しでも世界中の恵まれない子供たちの役に立てればうれしく思う」と話した。
砂川校長は「子供たちの自主的な活動が地域の賛同を集めた。この活動は子供たち自身がいろいろなことを考える機会になった」と話し、活動の実践に伴う生徒たちの成長を誇った。