諮問原案通りに答申/都計審
マクラム通りなどの都計変更案
宮古島市都市計画審議会(下地義治会長)は3日、下地敏彦市長に1月22日に行われた2015年度第1回審議会の結果を審議会副会長を務める宮古土地改良区の友利悦裕専務理事が答申した。諮問内容は①マクラム通り線と平良与那覇線②大道線③カママ嶺公園④根間公園-の四つの都市計画変更案。いずれも変更計画原案通りで同意し、議決した。
答申を受け、下地市長は「諮問内容を十分審議してもらい、諮問通りとの答申をもらった。大変ありがとう。根間公園の部分も、これで整理ができると思う。空き地の部分が利用できるようになり、市の活性化につながることを期待している」と述べた。
市から同審議会に諮問された都市計画変更のうち、マクラム通り線と平良与那覇線は、マクラム通り線の下里通り東交差点からサンエーカママヒルズ店前までの546㍍の幅員を現況の10・5㍍から16・0㍍に拡幅し、サンエーカママヒルズ店前交差点などに右折車路線を設置させる変更となっている
大道線の変更は、マクラム通り線と西環状線との交差点(サンエーカママヒルズ店前と国家公務員宿舎前)に右折帯を設置するもの。カママ嶺公園はサンエーカママヒルズ店前交差点とハローワーク前三差路での車両の走行をスムーズにするため公園敷地の一部を切り取って道路にする「隅切り」を行う面積減少の変更。根間公園は、ココストア宮古西里大通り店裏の0・07㌶の既決定区域に隣接する敷地0・14㌶を加え0・21㌶にするもの。