ヤクルトがEV導入/宮古島営業所
関係者招き出発式
沖縄ヤクルト(入井将文社長)が県内の営業所では初めて、宮古島営業所に導入した電気自動車の出発式が4日、同営業所で行われた。
この日は導入されたトヨタの超小型EV(電気自動車)「coms」6台がお披露目され、エコアイランド宮古島で人にも島の自然にも優しい企業として仕事を展開することに決意を示した。
あいさつで入井社長は「現在の宮古島営業所のスタッフは7人だが今後、20人程度のスタッフでの展開を目指している。そのためにもヤクルトの宅配事業が市民にもっと認知されることが必要。ヤクルトレディーがこのEVに乗って仕事をすれば、認知度はさらに上がり徐々にスタッフ数も増えると思う」と述べた。
来賓祝辞では、市企画政策部の友利克部長が「現在は島内に150台の電気自動車が走っている。全国の自治体平均から比べればトップクラスの普及率となっている。今後、8000台を目標にしており、そのためにも市民、企業の理解と協力が必要。エコアイランドの取り組みと連携した宮古島営業所のさらなる発展を期待している」と呼び掛けた。
また、ヤクルト本社西日本支店の宮崎一徳副店長、ヤクルト商事の山次多門社長が人、地球に優しい企業として、宮古島でこのEVが活躍することに期待を寄せた。
出発式では、同営業所の7人のヤクルトレディーに花束が贈呈され、新しいEV車で出発した。