食事選択能力身に付けよう/市健康増進課
琉銀で食育SATシステム体験
市健康増進課(宮国泰誠課長)は10日、琉球銀行宮古支店ロビーで、瞬時に栄養価やカロリーを自動計算する体験型食事教育システム(食育SATシステム)を、同行を利用する人たちに体験してもらった。直感的に食事選択能力が身に付き、バランスの良い食生活に結び付けようと実施。体験者からは「食事の組み合わせがいかに大切かを実感した」との声が聞こえた。
コンビニで売られている実物大のフードモデルを選び、センサーボックスに乗せると、エネルギーやたんぱく質、炭水化物などが「目標範囲内」「不足」「過不足」かが一目で分かる。
体験した60代の女性は「どの料理や食材を組み合わせて食べればバランスの良い食事が取れるのか、勉強になった」と語った。
同課職員は「食事を選ぶ時にバランスを考えることが習慣付けられるようになれば」と体験の目的を話した。
16日は沖縄海邦銀行、18日は沖縄銀行の両宮古支店で、それぞれ午後2時~4時まで行われる。
なお、企業や団体などからも要望があれば、食育SATシステムが体験できる。問い合わせは市健康増進課健康づくり係(電話73・1978)まで。