教育・文化
2016年2月12日(金)9:03
地域の歴史など学ぶ/佐良浜小5年
ごみ拾いしながら路地散策
佐良浜小学校(砂川茂和校長)の5年生が11日、学年レクリエーションの一環として佐良浜集落内の細く入り組んだ路地をごみを拾った。また、歩きながら地域の歴史などについて、佐良浜の漁師町を歩く体験ツアー「やーがまくーがま」のガイドで5年生の母親でもある濱川美穂さんから話を聞いた。
今回は5年生11人のほか、男子バレー部員も参加した。濱川さんは路地を案内しながら、戦時中の燃料タンクを雨水タンクとして利用しているところや、サンゴを積み重ねて石垣にしているところ、命の水として大切に守られている井戸、願い事を行う神聖な場所などを紹介した。
児童たちは普段、足を踏み入れることのない路地を歩きながら濱川さんの話を聞くとともに、落ちているごみを見つけると拾い集めた。
路地散策終了後は、伊良部漁協や地域住民の協力でもちつきを楽しみ、つきたてを味わった。
源河朝陽君は「佐良浜の歴史が分かり良かった。昔の人はサンゴで石垣を作っていたことを知り、すごいと思った」と感想を語った。