産業・経済
2016年2月14日(日)9:03
夜も休まずフル操業/製糖工場 24時間体制
サトウキビの2015-16年期糖業操業が進んでいる。沖縄製糖宮古工場、宮古製糖の城辺、伊良部、多良間工場とも、24時間のフル操業で昼夜圧搾作業を行っている。夜間には複数の照明を点灯させての作業。沖糖宮古工場の原料搬入場は現在、満杯の状態になっている。
今期は長雨の影響で各工場とも原料調整のため圧搾作業の停止を余儀なくされる事態も起きた。
沖縄製糖宮古工場は13日間、宮古製糖城辺工場は3日間、伊良部工場は8日間、多良間工場は4日間圧搾作業を停止した。
先月8日に操業を開始した沖糖宮古工場の1カ月の概況によると平均糖度は13・49度、基準糖度帯(13・1~14・3度)以上が約66%だった。
宮糖城辺工場は先月6日に操業を開始。操業開始1カ月の平均糖度は13・16度だった。
同伊良部工場の操業1カ月の平均糖度は14・13度だった。同多良間工場は長雨の影響で糖度が伸びず操業1カ月の平均糖度は12・77度だった。