最高は宮総実(フードクリエイト)1・41倍/宮古地区
宮高理数科は1・20倍/県立高校一般入試志願状況
【那覇支社】県教育庁は15日、2016年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区4高校のうち、2高校4学科で定員数を上回る入学志願があった。志願倍率が最も高かったのは宮古総合実業高校食と環境科フードクリエイトコースの1・41倍で、一般入学定員17人に対し、24人が志願した。宮古高校理数科は1・20倍で、推薦入学内定者24人を除いた一般入試の定員56人に対し、67人が志願した。一般入試の学力試験は来月9、10日の両日に実施される。
このほか、初回志願状況で定員数を上回ったのは宮総実の食と環境科環境クリエイトと生活福祉科、生物生産科。環境クリエイトは1・25倍で推薦入学内定者4人を除く一般入試定員16人に対し、20人が志願。生活福祉科は1・23倍で推薦入学内定者10人を除く一般入試定員30人に対し、37人が志願。生物生産科は1・15倍で推薦入学内定者6人を除く一般入試定員34人に対し、39人が志願した。
県立高校全体の志願倍率は全日制が0・99倍(前年度と同じ)、定時制が0・54倍(同0・06ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0・97倍(前年度と同じ)となった。志願倍率が最も高かったのは沖縄工業高校建築科の2・65倍、次いで那覇西高校体育科のの2・44倍だった。
志願変更の申し出期間は19、22日の両日。また願書取り下げと再出願期間は25、26の両日に行われる。いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1・0倍以上)に出願した者のうち、出身中学校と志願先高校の校長が適当と認めた者は初回出願先の高校、学科、コースを変更することができる。