兼島君・土橋君が優勝/宮工校内ロボコン
県代表の実力見せ付ける
宮古工業高校(我那覇念校長)の第20回校内アイディアロボット記念大会が27日、同校体育館で行われた。8組が発想豊かなロボットを自作し、熱戦を繰り広げた。県代表で全国大会に出場した兼島翔君・土橋達路君(2年)の「最先端レトロ」が唯一パーフェクトを達成。実力を見せ付けて優勝に輝いた。20回の節目を記念し、会場には各科の取り組みを紹介するコーナーも設置された。
大会は「水戸黄門」がテーマ。操作型とプログラム型の2台のロボットが3つの国を巡り、姫を救出することで得点を集めた。
予選上位2チームによる決勝で兼島君と土橋君は、今大会唯一のパーフェクトを達成。多くのチームが苦戦する中、快調に得点を重ね、会場を沸かせた。
操縦した兼島君は「結果には満足。欲を言えばもう少しタイムを縮めたかった」と白い歯をこぼした。補助役の土橋君は「全国大会でもできなかったパーフェクトを達成でき、とてもうれしい」と笑顔だった。
全国高校ロボット競技大会は今月17日に茨城県で開催され、2人は135人中75位だったという。
入賞者は次の通り。
優勝=兼島翔・土橋達路(2年)「最先端レトロ」▽準優勝=砂川雅宣・狩俣圭(3年)「ロボット」▽アイデア賞=平良勇樹・兼島尚吾(1年)「マーピー」▽デザイン賞=大浦啓太・砂川昇士(3年)「ハッスル大浦」▽努力
賞=荷川取翼・根間一吉(3年)「水戸22世」