宮古から松川さん表彰/交通安全功労
活動推進委連絡協も
【那覇支社】県交通安全推進協議会(会長・翁長雄志知事)主催の「2015年度県交通安全功労者等表彰式」が16日、県庁講堂で行われ、交通安全や事故防止に貢献した20個人、9団体に表彰状や感謝状が贈られた。
宮古地区からは交通安全功労者に松川彦次郎さん(79)=平良久貝=、交通安全功労団体に宮古島地区地域交通安全活動推進委員連絡協議会(武島健治委員長)=平良西里=が選ばれ、3月までに県宮古事務所で表彰伝達される。
松川さんは05年に交通安全シルバー指導員となり、11年からシルバー交通安全指導員の会代表者として、高齢者宅を訪問してワンポイントアドバイスを行う「お茶の間訪問作戦」の実施やチラシ配布活動などを通し、高齢者の交通事故防止に取り組んでいる。
同連絡協議会は1998年に設立され、現在は委員15人。毎月1回の連絡協議会や同2回の交通安全活動のほか、地元警察署や安全協会が行う朝の街頭活動や小中学校での自転車点検活動などのイベントにも積極的に参加、交通ボランティアの要として活動している。
翁長知事(代読・浦崎唯昭副知事)はあいさつで「県は交通事故防止や死者数の抑制、飲酒運転撲滅など、日本一交通安全な沖縄県を目指して全力で取り組む」と決意を述べた。
県は73年度から交通安全意識の高揚を図り、交通事故の防止に資するため、交通安全に顕著な功労のあった個人・団体を毎年表彰している。