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教育・文化
2016年2月26日(金)9:04

最優秀に下地貴莉子さん/県水産高意見体験発表会

宮総実が上位独占


最優秀賞の下地さん(中央)と優秀賞の砂川鈴汰郎さん(左から2人目)、砂川進一さん(同4人目)=25日、宮古総合実業高校

最優秀賞の下地さん(中央)と優秀賞の砂川鈴汰郎さん(左から2人目)、砂川進一さん(同4人目)=25日、宮古総合実業高校

 先月26日に糸満市の沖縄水産高校で行われた2015年度第17回県水産高等学校意見・体験発表会(主催・県水産教育研究会など)で、宮古総合実業から出場した3人の生徒が最優秀と優秀賞に輝き、上位を独占した。25日、同校で行われた報告会で3人が喜びの報告を行った。

 最優秀賞には、食と環境科1年の下地貴莉子さんの「国境のない音楽」が選ばれた。また、優秀賞には海洋科学科2年の砂川進一さんの「オジィと僕の夢」、同1年の砂川鈴汰郎さんの「海と生きる」が選ばれた。

 下地さんは「お婆から聞いた戦争の話を広く伝えて行くことが自分の役目だと思い、多くの人にその話を伝えたいとの思いで書いた。最優秀賞に選ばれてとてもうれしい」と笑顔で話した。

 砂川進一さんは「最優秀賞ではないので、少し悔しいが亡くなった祖父と同じ夢である将来、サンゴを養殖して宮古にサンゴを増やす夢を実現したいとの思いが強くなった」と述べた。

 砂川鈴汰郎さんは「将来、海上保安官になりたいとの思いを沖縄水産高校の生徒にも伝えたいとの気持ちを素直に書いたことが評価されたのでとてもうれしい」と話した。

 具志堅三男校長は「3人の発表内容はどれも素晴らしく。皆さんは本校の誇り。これからも他の生徒たちの模範として頑張ってほしい」と呼び掛けた。

 同発表会は、水産高校において、生徒が日ごろの学習で学んだことや考えたことについての意見や体験発表をすることにより、学習の目的をより明確し、目的意識の高揚などをも目的に開催している。


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