宮古地区4校高で卒業式/在校生や、父母らが祝福
宮古地区の県立4高校で1日、卒業式が開かれ、524人の卒業生が母校を巣立った。在校生や父母、学校職員が卒業生の門出を盛大に祝福。式後はたくさんの花束や菓子を贈って激励を込めた。卒業生は、大きな感謝と決意を胸に学びやに別れを告げた。
宮古高(263人)
宮古高校の卒業生は男子135人、女子128人の263人。卒業証書を授与した本村博之校長は「高校生活で培った精神力、励まし合った仲間との『絆』を糧に、立ち止まることなく耐えて前進し新しい明日を迎えてほしい」と述べた。
在校生を代表して生徒会長の下地加偉君が「(皆さんは)一人ではない。そのことを思い出して、それぞれの夢へ向かって全力で羽ばたき、宮古高校卒業生の新しい歴史を作り上げてください」と送辞を述べた。
多くの励ましに平良早瀬さん、砂川直之君、本村彗さんが全卒業生を代表して答辞。「振り向けば支えてくれる両親、先生方、後輩達がおり、前を向けば共に頑張る仲間がいる。宮古高校で培ってきた想いを胸に刻み、私たちは今、それぞれの未来へと新たな一歩を踏み出します」と力強い決意を語った。
最後は全員で合唱し「仰げば尊し」と、「笑顔のまんま」を歌った。中には仲間と肩を組みながら声を張り上げる男子卒業生も。高校生活最後の合唱で、最高の思い出をつくった。
卒業式では、皆勤生徒の表彰も行われた。小学校から12カ年皆勤は次の通り。
下里太以智▽下地心一郎▽池村舞也子▽國仲舞