社会・全般
2016年3月2日(水)9:03
電子申告の活用を/商工会議所など呼びかけ
確定申告期間中の1日、早めの申告を促そうと宮古島商工会議所(下地義治会頭)でe-Taxによる申告セレモニーが行われた。
宮古島税務署管内における申告状況は、申告期限3日以内の申告が全体の43%に及ぶ集中ぶりで、申告に長い待ち時間を費やすなど混雑が目立つ。
このことから混雑解消に一役買おうと宮古商工会議所で下地会頭を始め、宮古青色申告会の下地信輔会長、沖縄宮古法人会の野津武彦会長がそろってe-Taxによる申告を行うと共に、早めの申告を呼びかけた。
セレモニーで下地会頭は「ネット申告はミスもなく非常に便利。国税庁のホームページを利用している」。そして野津会長は「e-Tax体験版は入力方法を解りやすく教えてくれるので活用を」などe-Taxの利便性を強調。その活用による早めの申告を呼びかけた。
青色申告会の下地会長も「私も毎年e-Taxで申告している。申告書のみならず、青色申告決算書も作成できるので便利です」と述べ、会員に利用を勧めた。
宮古島税務署でも電子申告は添付書類の提出が省略でき、還付もスピーディで、24時間利用可能として積極的な活用を呼びかけている。