政治・行政
2016年3月3日(木)9:05
政策参与に佐平博昭氏/宮古島市
教育政策を担当
下地敏彦市長は2日までに、2016年度新設の特別職「政策参与」に同日付で市教育委員を辞職した佐平博昭氏(56)を充てる人事を固めた。佐平氏は教育政策を担当する。
政策参与は非常勤で、1カ月16日以内の勤務。報酬は当初予算案に480万円が盛り込まれている。
政策参与の新設は、下地市長が同日開会した宮古島市議会3月定例会の施政方針の中で触れた。
下地市長は「市の将来を担う子供たちの育成は最も重要な施策」と強調。「教育委員会等と広く連携を図ることが必要であることから教育政策を担当する政策参与を新たに配置し、教育環境の整備等、教育施策の充実を図る」と主張した。
こういった方針を教育行政に反映させる上で、4年3カ月教育委員を務めた佐平氏を適任と判断した。
佐平氏は中央工学校(土木建設科)卒。平良第一小や平良中でPTA役員を務めた後、1999年に宮古青年会議所第38代理事長に就任。2011年に市教育委員に任命され、14年3月から2期2年間、教育委員長を務めた。自営業。