コンビニ納付開始へ/上下水道料金等
市民の利便性向上で
宮古島市(下地敏彦市長)は7日、市平良庁舎で会見を開き、上下水道料金等のコンビニエンスストア(コンビニ)での収納を開始すると発表した。コンビニでの取り扱いサービスはバーコードが印字された2016年3月17日付発行の納付通知書からできる。市民の利便性を高めることなどを目的に実施される。
コンビニ収納を開始する料金は上下水道料金、公共下水道使用料、農業集落排水使用料。
会見で下地市長は「市民の生活も多様化しているので、利便性を高められると思う。納付率向上のためにも活用してほしい」と呼び掛けた。
同年2月現在、自主納付は全体の19・8%で5092件。全体の80・2%に当たる2万624件が口座振替を利用している。
コンビニ納付では▽納付書1枚につき30万円を超える▽納付期限が過ぎている▽バーコードの読み取りができない▽金額が訂正されている-場合は取り扱いはできない。取り扱うコンビニは、ファミリーマート、ココストアーなど全国のコンビニ16店舗。
県内10市はすでにコンビニ収納を始めており、宮古島市が開始することで、前11市でコンビニ納付が可能になる。