仲間と一緒に歌や踊り/市長寿大学
修了式と発表会
2015年度市長寿大学の修了式と舞台発表会が10日、市中央公民館で開かれた。高齢者が1年間受講してきた舞踊や三線などの成果を披露。舞台で元気良く踊ったり、歌ったりして仲間づくりや触れ合いの大切さをアピールした。
同大学は平良、城辺、下地・上野、伊良部の各地区の本校と分校に分かれ▽書道▽大正琴▽舞踊(琉舞、日舞)▽クラフト▽三線▽料理-の講座を276人が受講した。
修了式で、主催者を代表してあいさつした市社会福祉協議会の饒平名建次会長は「本日はこれまで学習してきた1年間の締めくくり。学習の成果を十分発揮してほしい」と呼び掛けて、今後の活躍に期待した。
下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)、市老人クラブ連合会の喜屋武盛吉会長がそれぞれ来賓あいさつを行った。
受講生を代表して城辺本校の根間敏子さんが「有意義で楽しい1年間だった。学習した知識を生かして安心、安全で健康な地域づくりに寄与していきたい」と決意を示した。
引き続き行われた舞台発表会では、各本校や分校が取り組んできた舞踊や三線などを披露。背筋をピンと伸ばして真っ直ぐ前を見て歩む「とうがにあやぐ」や、テンポの速い「なますのぐう」などの踊りが舞台を彩った。