勇壮な演舞で節目祝う/琉球國祭り太鼓宮古支部
結成20周年記念し公演
琉球國祭り太鼓宮古支部(西里亮平支部長)結成20周年記念公演が12日、マティダ市民劇場で開かれた。同支部のメンバーやジュニアメンバー、OB・OG、賛助団体など大勢が出演し、勇壮で力強い太鼓と演舞を披露して節目の年を盛大に祝った。
同支部は1996年、エイサー文化のなかった宮古島で結成され、これまでにさまざまなイベントなどで演舞を披露して会場を盛り上げるとともに、宮古島でのエイサー普及に大きく寄与してきた。
20周年記念公演は午後1時30分からの第1部と、同5時30分からの第2部の1日2回実施された。第1部は琉球國祭り太鼓メンバーによる「トーガニあやぐ」で幕開け。祭り太鼓ジュニアや宮古支部のOB・OGも舞台に立ち力強い太鼓とエイサーを披露した。
賛助団体として名護市を拠点に活動している「創作芸団レキオス」や国内外で活動している「太陽風オーケストラ」のメンバーで和太鼓奏者の仲宗根達也氏、宮古島の歌手・下地暁氏、うるま市を拠点とする「龍神伝説」、ミュージシャンで音楽プロデューサーとしても活躍する日出克氏も出演し記念公演を盛り上げた。
幕間であいさつに立った西里支部長は来場者に向け「皆さんがいなければ宮古支部はこんなに成長できなかったと思う。今回の公演をきっかけに私たちの仲間になりたいという人を増やして、25周年、30周年とどんどん支部を大きくしていきたい」と語った。