教育・文化
2016年3月16日(水)9:02
研究内容や成果を紹介/市立教育研究所
第15期研究教員の報告会
市立教育研究所(多良間勉所長)第15期研究教員による研究成果報告会が15日、市中央公民館視聴覚室で開かれた。教職員らが多数参加し、3人の教諭から研究の内容や成果と課題などについて話を聞いた。
今回、研究成果を報告したのは佐良浜小学校の下里道代教諭、池間小中学校の平良覚教諭、市適応指導教室「まてぃだ教室」の濱川貴美子指導教諭の3人。
下里教諭は「思考を深める道徳授業づくり」をテーマに、発問は物事を多面的・多角的に捉える考えを引き出すことに有効かなどについて検証を行ったことを説明した。
平良教諭は「科学的な思考力の育成を図る理科学習指導の工夫・改善」と題し発表。定型文を活用した記述指導により、検討、改善することへの認識と科学的な思考力が向上したことなどを示した。
濱川教諭は「自己肯定感を育む支援のあり方」について研究した結果、児童生徒の活動に意味やつながりを持たせることで協力して積極的に取り組めるようになったことを報告した。
参加者たちは3人の発表を熱心に聞き入っていた。