高校生が熱い舞台/マティダライブ8
12組躍動、八重高ダンス部も出演
マティダ市民劇場の自主文化事業「マティダライブ8」が20日、同劇場で行われた。今回はダンスグループ5組、バンドと弾き語り7組が出演。このうち、ダンスには八重山高校ダンス部も出演し、宮古と八重山のダンスコラボなども行われ、先島の若者たちの個性みなぎる演目が観客を魅了した。
オープニングは、全出演者による「マティダライブバンド」で幕開けした。
3番目に登場した八重山高校ダンス部の「BaBe`XX」は、迫力の踊りで会場を盛り上げた。
宮古高校ダンス部もこの日に向けて練習してきたダンスを力一杯披露し、会場から大きな拍手を受けた。
さらに、第2部の「Twislands」では、宮古&八重山ダンスコラボとして、先島の高校生たちが息の合ったダンスを披露すると、会場は一気に盛り上がった。
そのほか、バンドでは、激しいリズムの曲やしっとりと聞かせるバラードを高校生たちが披露。出演者たちは、会場全体を包み込む音響と照明の中で、これまでの練習の成果を思う存分に発揮した。
エンディングは、出演者全員が舞台に上がり、会場に詰め掛けた観客に感謝の言葉を述べ、観客からは拍手が送られた。
このライブは、音楽やダンスに真剣に取り組んでいる地元の学生たちに発表の場を提供し「想像する喜び・達成感・連帯感」などを育むことを目的に毎年開催されている。
運営は学生たちが構成する実行委員会(宮里真実委員長・宮高3年)のメンバーで行い、昨年6月から実行委員会の立ち上げやポスターづくりなど、準備を進めてきた。