11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
スポーツ
2016年3月21日(月)9:04

地域スポーツで意見交換/県身障者陸協主催

世界マスターズ金の譜久里氏ら


ワークショップで意見を述べる(左から)譜久里氏、喜納氏、下地氏=20日、市社会福祉協議会平良支所

ワークショップで意見を述べる(左から)譜久里氏、喜納氏、下地氏=20日、市社会福祉協議会平良支所

 19日に開催された「MIX陸上クリニック宮古島」の関連行事としてワークショップ(主催・県身体障害者陸上競技協会)が20日、市社会福祉協議会平良支所で開かれた。2015年世界マスターズ陸上400㍍リレー金メダリストで「アスリート工房」代表の譜久里武氏らがパネリストを務め、地域スポーツ活動の取り組みをテーマに意見を交わした。

 ワークショップには譜久里氏のほか、今年の名古屋ウィメンズマラソンの車いす大会で2位に入賞した喜納翼氏と県身体障害者陸上競技協会事務局長の下地隆之氏がパネラーとして、佐良浜中学校教諭の西里太志氏が司会として参加した。

 譜久里氏は「アスリート工房」で身体障害者と健常者の合同イベントを定期的に開催していることを紹介。現在、県には陸上競技協会と身体障害者陸上競技協会があり、同じ競技を行っていても障害者と健常者で所属団体が異なるためにつながりがない状態となっている点を弊害として挙げ、「イベントを通して双方の交流を深めていきたい」と話した。

 下地氏は、身体障害者競技には多くの種目があるものの、各地域に十分に浸透していない現状を説明し「知られていない種目も多い。イベントを通して紹介し、地域で気軽に楽しめる環境を作りたい」と語った。

 喜納氏は、一般の陸上競技に比べ車いす陸上は装備などで費用が高く、経済的負担の大きさに今後への不安を感じていることを明かしながらも「頑張っていればいつか、誰かに協力してもらえるのではと思っている。今の環境でできるベストを尽くしていきたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!