交通安全活動たたえる/県が個人、団体を功労表彰
県宮古事務所(久貝富一所長)は22日、交通安全に顕著な功労がある個人・団体を表彰する「2015年度沖縄県交通安全功労者等宮古島地区伝達式」を行った。久貝所長が、宮古島地区シルバー交通安全指導員の会代表の松川彦次郎さん(79)=平良字松原=と宮古島地区地域交通安全活動推進委員連絡協議会(武島健治会長)に表彰状と楯を伝達、功労をたたえた。
表彰は、沖縄県交通安全推進協議会(会長・翁長雄志県知事)が行っているもの。交通安全功労者で表彰を受けた松川さんは、長年にわたり、交通安全活動を実施し、地域における交通事故防止に大きく貢献したのが評価された。
一方、交通安全功労団体で表彰された同協議会は、交通安全意識の高揚を図り、交通事故防止の顕著な功績が評価された。
久貝所長は功労表彰を祝福した上で「今後とも県のさまざまな交通安全運動の施策に力添えをお願いしたい」と述べた。
宮古島署に新しく赴任した大城辰男署長は「4月から春の交通安全が始まるので、力をお貸しください」と語った。大城署長の父は与那国町出身、母は城辺保良出身という。
新赴任で同署警備課の宮城武課長=旧東風平町出身=が同席した。
宮古地区交通安全協会の宮里敏男会長は「県知事からの賞なので、この賞に恥じないように頑張ってください」と励ました。
松川さんと武島会長は「名誉ある功労賞に感謝でいっぱい。これからも宮古島管内に交通事故がないように頑張る」と決意を新たにした。