国公立大(後期)3人合格/宮古高校
今年度30人に、平成入り最多
宮古高校(本村博之校長)は24日、国公立大学一般入試(後期)で3人の合格者が出たと発表し同日、同校で報告会を開いた。今年度の国公立大学合格者数はAO(自己推薦型入試)推薦入試11人、一般入試前期16人を合わせて計30人となり、同校によると平成に入ってからは過去最多。「合格者30人以上」の目標も達成した。
報告会は同校校長室で行われ、琉球大学法文学部総合社会システム学科法学専攻に合格した松川拡倫(ひろみち)君(北中卒)は「大学で学ぶ専門科目と同じように、さまざまな知識も吸収していきたい」と意気込みを示した。
首都大学東京健康福祉学部作業療法学科に合格した砂川侑理子さん(久松中卒)は「大学で学んだことを生かして、支えてくれた人たちに恩返しをしたい」と決意を語った。
松川君の担任、渡久地樹(たつき)教諭は「後期対策もしっかりとやった。まじめな性格で、大学に進んでも頑張ってほしい」、砂川さんの担任、大城貴洋(たかひろ)教諭は「本人の粘りが実を結んだ。誇りある生徒です」とそれぞれ教え子たちをたたえた。
本村校長は「粘り強く取り組んだ結果。素直な性格はこれからも伸びていく。今後も頑張って、良い大学生活を送ってほしい」と激励した。
琉球大学理学部物質地球科学科物理専攻に合格した池間研人君(平良中卒)は、進学準備のため欠席した。