政治・行政
2016年3月25日(金)9:02
「レーダー取り換え事業」/市議会一般質問
野原基地工事で市が説明
友利克企画政策部長は24日、航空自衛隊宮古島分屯基地(上野野原)で実施されている工事の内容について、「以前の答弁の繰り返しで、新しい情報は持っていない」などと前置きした上で、「固定式警戒管制レーダー装着の換装事業」だと説明した。下地敏彦市長は、同事業については2013年12月に沖縄防衛局から説明を受けたとし、同年度に基地周辺の住民に対しても説明会が開かれたとの報告を受けていると述べた。
同日行われた市議会3月定例会一般質問で、上里樹氏が「現在、基地内で、大規模な建設工事が進められている。その内容について市は説明を受けているのか」との質問に答えた。
13年に同基地司令が下地市長に行った概要説明によると、旧固定式警戒管制レーダーを撤去し、新たな固定式のレーダーを設置するための工事で、従来までは一つのレーダーだったが、新しい施設は二つのレーダー(遠距離用と近距離用)で構成される。