福祉部長に豊見山氏/市16年度人事内示
下地市政初の女性登用
宮古島市は25日、2016年度定期人事異動を内示した。部長級では15人中、9人が異動、うち6人が昇任した。福祉部長には、同部高齢者支援課長の豊見山京子氏(59)が就任した。下地敏彦市政では初の女性部長で、宮古島市では2人目。企画政策部長と振興開発プロジェクト局長を兼ねていた友利克氏(53)は兼任を解き企画政策部長に、総務部長には会計管理者の宮国高宣氏(54)が就いた。振興開発プロジェクト局長には、建設部建築課長の多良間雅三氏(59)、観光商工局長には企画政策部次長兼企画調整課長の垣花和彦氏(53)がそれぞれ昇任した。異動対象人数は271人で、全体の職員数(753人)に占める異動率は36%。異動は4月1日付。
そのほか部長級に昇任したのは、伊良部支所長に上下水道部工務課長の佐久川豊正氏(58)、会計管理者には監査委員事務局長の砂川定則氏(58)、議会事務局長には振興開発プロジェクト局次長の上地昭人氏(54)。
議会事務局長の上地栄作氏(59)は生涯学習部長に異動する。
今年度で定年退職する部長級職員は、総務部長の村吉順栄氏、福祉部長の譜久村基嗣氏、観光商工局長の奥原一秀氏、生涯学習部長の平良哲則氏、伊良部支所長の川満勝彦氏の5人。全体では55人(定年49人、勧奨5人、普通1人)となっている。新採用は26人。
異動者数は▽市長部局189人(異動率36%)▽教育委員会31人(29%)▽上下水道部13人(35%)▽消防本部38人(45%)-。
異動する職員への辞令交付は4月1日に行われる。