12人が思い出胸に卒業/多良間小学校
恩師や在校生が旅立ち祝う
【多良間】多良間小学校(森田正人校長)の卒業式が23日、行われた。12人(男子5人、女子7人)が在校生や教師、保護者に見守られ6年間慣れ親しんだ学びやを後にした。
森田校長は式辞で「6年間学び、時には悩みながら成長し、学校のまとめ役として頑張ってきました。小学校で身に付けたことを中学校で発揮し、頑張ってください」とたたえ、中学校生活で色々なことに挑戦するように呼びかけた。
伊良皆光夫村長は「6年間で体験・挑戦し大きく成長しました。これからは大人になるまでの青春の大事な時期です。相手を思いやる心、前に進むことを頑張ってください」と激励した。
池城三千雄教育長は「皆さんの頑張りたい目標に勉強がありましたが、中学校に行っても漢字検定・算数検定には力を入れ、たくさん挑戦してください」と激励した。
「運動会用正門アーチ」の卒業記念品目録が、6年生保護者を代表して名嘉真こずえ副会長から森田校長に贈られた。
森田校長は「今年の運動会は正門アーチが新しくなります。楽しみです。ありがとうございました」と礼を述べた。
卒業を祝い全校児童で「友達でいようね」を合唱、なかには涙ぐむ児童もいた。式典後、卒業生は在校生や先生、保護者によるアーチをくぐり学びやを後にした。