社会・全般
2016年3月30日(水)9:05
万が一に備え消火訓練/宮古空港
関係機関の連携図る
宮古空港ターミナルにおける火災発生事故を想定し、ビル入居者で構成する防火対策委員会(委員長・下地義治宮古空港ターミナル社長)は29日、消火器取扱訓練を実施した。参加者約30人は、万が一の火災に備え、本番さながらの初期消火活動を展開した。訓練後、消火・緊急避難誘導訓練が行われた。
訓練は、自衛消防隊および関係機関が緊密な連携を保ち、被害を最小限に止めるなど、防火思想の普及高揚を図るのが目的。
空港ターミナルの国仲英通施設部長は「万が一、火災が起きた場合は消火器を使って初期消火してください」と参加者に話した。
施設防火管理者の下地誠亮さんが、消火器の扱い方を指導した。この後、参加者らは植物を火元に見立て、真剣な表情で水が出る消火器で消し止めた。