今年の寄港がスタート/スーパースター・リブラ
初回は1000人が来島
スタークルーズ社のクルーズ船「スーパースター・リブラ」(4万2276㌧)による今年最初の宮古島寄港が3日からスタートし、平良港下崎ふ頭に同日午前、接岸した。初回は中国福建省・厦門(アモイ)からの乗客約1000人が来島し、滞在時間中、島内観光や買い物などを楽しんだ。入港後には歓迎セレモニーが開かれ船長らに花束と記念品が贈呈された。
昨年は12回寄港し、合計で9312人の乗客を宮古へ来島させた同船。今年は4月から10月までに計49回寄港が予定されていて、宮古島には午前、または昼に入港し、夕方か夜に出航する日帰りの形になる。
接岸作業終了後、下崎ふ頭で歓迎セレモニーが開かれた。出迎えた長濱政治副市長は「ようこそ宮古島へ。リブラ号が寄港したことで宮古の美しい自然景観がPRできることはもとより、経済効果も大幅に伸びたものと確信している。今後とも継続寄港をお願いしたい」などと呼び掛けた。
引き続き、船長のルーカー・ジューア氏、ホテルマネジャーのエドウィン・チューン氏、機関長のジャコブソン・ライネ氏に花束が、船長には長濱副市長から記念品として額に入れた宮古上布の布も贈られた。
ルーカー・ジューア船長は「今年度も皆さんと会え喜んでいる。リブラ号をはじめ今後ますます大勢の中国人観光客らが皆さんの美しい島にやって来る。お互い長い目線で良いビジネスができることに期待している」と語った。
アトラクションとして民謡ショーが行われ、川満七重さんら3人が船長らに三線演奏と歌を披露した。