新会長に佐和田方恒氏/沖縄宮古民謡協会
予算・事業活動を承認/16年度定期総会
【那覇支社】沖縄宮古民謡協会は10日、2016年度定期総会を那覇市のマリエールオークパインで開き、渡真利久信会長らの任期満了に伴う役員改選を行い、新しい会長に佐和田方恒氏(69、伊良部出身)、副会長に狩俣寛氏(73、上野)と宮國弘氏(69、久松)を満場一致で選任した。佐和田氏は第17代の会長就任となる。任期は2年。
退任あいさつで、渡真利会長は「天久勝義前会長と一緒に取り組んだ創立40周年記念事業や、とうがにあやぐの歌碑建立などが思い出深い。会員一人ひとりの
絶大なる協力のもと、無事に終えることができ感謝したい。今後は一会員として協会の発展のために頑張りたい」と話した。
新会長となる佐和田氏は「県外を含めた会員400人の絆を大事にして、協会の結束を図っていきたい。協会をより一層盛り上げいくためにも、会員の変わらぬ支援や協力をお願いしたい」と抱負を語った。
総会では15年度事業活動・決算・監査報告や16年度予算・事業活動を承認したほか、15年度認定の教師・師範計14人に免許状を授与した。総会後の懇親会では沖縄宮古郷友連合会の古波蔵和夫会長らも出席して、互いの親睦を深め合った。
16年度の主催事業活動として、▽第2回とうがにあやぐ大会(5月1日、宮古島市カママ嶺公園)▽第37回民謡コンクール(7月3日、豊見城市中央公民館)▽第21回芸能祭(9月25日、浦添市てだこホール)▽第25回さんしんの日(17年3月4日、豊見城市中央公民館)▽17年度定期総会(同4月9日、那覇市マリエールオークパイン)ーを開催する。
新役員と免許状取得者は次の通り。(敬称略)
【新役員】▽会長=佐和田方恒▽副会長=狩俣寛、宮國弘▽事務局長=石原朝泰▽事務局次長=下地武徳▽会計=國仲寛和▽監査役=久高利子、下地春男
【師範】砂川寛良【教師】天久富雄、田中千晴、頭金愛子、小泉寿子、砂川亨、仲間朝信、下地洋子、貴田理絵子、砂川武、砂川明美、西里美紀、新里忠一、下地優三