社会・全般
2016年4月14日(木)9:04
保育士講座、関心高く/説明会に市民50人参加
宮古島市が実施する保育士試験対策講座の説明会が11日午後、市役所平良庁舎で開かれ、約50人の市民が参加して関心の高さをうかがわせた。講座の定員は40人だが、市は定員枠の拡大を検討する方針。講座は来月1日から始まる。
講座の目的は保育士不足と待機児童の解消。保育士の試験を受けようとする市民をサポートする。前期全12回(72時間)と、後期全14回(84時間)の講座で試験対策を取る。前期は来月1日から10月8日まで。後期は10月29日から来年3月19日まで開かれる。
受講する資格は▽宮古島市で保育士として働きたい人▽宮古島市に居住する人▽今後保育士試験を受験する予定の人-となる。
説明会で、市児童家庭課の濱川勝課長は「待機児童を解消するために施設を拡充してきたが、保育士が足りないために受け入れられない」と現状を指摘。「保育士の資格は宮古島にいても取れる。この講座を活用して資格を取り、頑張ってほしい」と話した。
同講座に関する問い合わせは、市児童家庭課(電話73・1966)まで。