「直行便送客」で意見交換/ANA
旅行代理店招き研修会
「ANA(全日本空輸)宮古島研修旅行」の参加者と、地元の観光関係者による意見交換会が13日、市内ホテルで開かれた。3月27日に就航した宮古-東京直行便に伴い、さらなる送客につなげようと実施。地元観光関係者は、観光地や宿泊施設などを紹介して、島の魅力をアピールした。研修2日目の14日は、伊良部大橋や砂山ビーチなどの主要観光地を巡る。
研修旅行に参加したのは、直行便就航に伴い今後の販売の中核を担う東京マーケットの旅行代理店の主要担当者11人。石川県金沢市や富山県高岡市の北陸からも参加した。
ANAセールス販売事業本部東京本店第一販売部の北村徹部長は「旅行代理店の皆さんに、実際に宮古を見ていただくのが一番。訪日外国人客がクローズアップされているが、日本の皆さまにこの素晴らしい宮古島に来ていただくのが私たちの使命」と述べ、協力を呼び掛けた。
参加者たちは自己紹介を兼ねながら、今回の研修旅行に参加した目的などを報告。JTB国内旅行企画北陸商品企画販売センターの女性担当者は「離島へのアクセスは北陸からは厳しい状況だった。しかし、東京・宮古直行便が就航したことで、北陸からのお客さまが今後一層増えるよう、さまざまなことを勉強していきたい」と話した。
研修会では、ANAがアピールポイントを紹介。東京(羽田)発は午前11時40分、宮古発は午後3時35分と、ゆっくりとした観光ができることや、約3時間のフライトをゆったりと過ごしてもらおうとプレミアムクラスを設置したことなどを強調。各施設で割引特典や指定ホテルに宿泊すれば、オリジナルグッズのプレゼントがもらえることなどをPRした。
地元の観光関連施設は、自社の特徴をPR。リゾートホテルの担当者は「日替わりでスイカ割りや宝探し、水鉄砲ゲームなど、子供向けのイベントを実施している」と売り込んだ。
研修旅行に参加した旅行代理店は次の通り。
JTB国内旅行企画▽近畿日本ツーリスト▽日本旅行▽ビッグホリデー▽農協観光▽読売旅行-。