トライ本番へ闘志燃やす/選手登録開始 きょう開会式
第32回全日本トライアスロン宮古島大会の選手登録受付が14日、市総合体育館で始まった。訪れた選手たちは、ゼッケンやスイムキャップなどを受け取り、17日のレース本番に向け、闘志を燃やしていた。登録は15日まで。同日は同会場で、招待選手共同記者会見や競技説明会、午後7時からは開会式と「ワイドーパーティー」が行われる。
登録受付は午後1時から始まり、選手たちはトライ事務局のスタッフから、競技用のリストバンドを装着してもらった。このリストバンドは、選手を識別するためのIDの役割を果たし、レース終了まで外すことはできない。
1番目に登録をした辻谷明久さん(54)=埼玉県=は、32回連続出場で、ナンバーも32番。「宮古島大会はロケーションが素晴らしいが、食べ物や市民との交流などレース以外での楽しみがある」と話した。
毎年、1番での登録を狙っており「ジンクスみたいなもの。気持ちが盛り上がる」と語った。
中井俊光さん(47)=大阪府=は3回目の出場。過去2回とも悪天候で、デュアスロンだったという。「今年はぜひスイムをしたい。トライはやり遂げたという達成感がいい」と話した。
応援で来た妻の尚子さん(48)は「200㍍くらいは一緒に走ってゴールします」と笑顔を見せた。